かわさき まさのり

川崎 正則 さん

卒業年:

1997年

 

現在の勤務先:

埼玉県庁(土木職)

仕事内容:

都市計画課(道路設計・緑地保全)

埼玉県庁で働くということ

「都市計画」への強い関心と地元愛。埼玉県庁で働く二つの大きな原動力である。高校在学中は、進路についてあまり考えていなかった。だが、高校3年で転機が訪れる。「都市計画」という言葉に出会った。ダイナミックで楽しそうと考えた。そして、そのまま筑波大学へ進学。社会工学類都市計画専攻卒業。その後、県庁に入庁し、区画整理、緑地保全、自転車政策などを経験。そして、ついに、15年かけて希望していた「都市計画課」へ。

「住んでいるまちが好きですか」が原点の「まちづくり」には、区画整理はもちろん、まちの復興や将来起こりうる災害への対応も含まれる。都市計画課への異動前は、県内の自転車通行空間整備の基本設計にも携わった。そうして、まちづくりの本質を考えたとき、地域の人と話し合い、考え、長い時間をかけて、まちは理想のものとなってゆく。しかし、県庁では3年毎に異動があり、まちづくりに断片的にしか携わることができないというもどかしさも抱えている。

埼玉県では特に高齢化が激しい。自治会の活動も停滞の危機に瀕している。だからこそ、今まで「まち」にあまり関わってこなかった高校生のような若者が、「まち」に積極的に関わっていかなくてはならない、と一生懸命に語る。勉強と仕事は違う。仕事は勉強と違い一人でやるものではない。だからこそ、一人ひとりの差や受けとめ方の違いを認め、受け入れることで人間の幅を広げることが大切であると後輩に伝えたい。 

​2年3組 男子

地域の求める姿を実現する

さいたま新都心駅前にも整備されている県内の自転車通行空間整備において、その幅や矢印のデザインに貢献。高校時代は、3年生の夏まで部活動に打ち込み、進路については考えずにフワッと生活していた。大学案内を見て、新しい分野を求める中、都市計画という分野に興味を持った。1997年大宮高校理数科を卒業し、筑波大学社会工学類都市計画専攻に入学。アルバイトをしながら一人暮らしをしていた。飲食店などの接客業を通して、コミュニケーション能力を、恋愛を通して人の気持ちを考える力を身につけた。

行政でないと変えられないものだからこそ自分の力で変えたい。地域の為、公の為に。自分の育ったまちに貢献したい。2001年埼玉県庁に入庁した。県庁は3年任期であり、区画整理、緑地保全、自転車政策などを経験し、入庁して15年目にしてやっと第一志望であった都市計画課に配属された。商業、工業、住宅、道路など目指すべき将来像に向けまちづくりを進める。平成元年に計画された道路が19年後に完成する。将来像の実現には息の長い取組が大切。まちづくりは現場で人々の意見を聞き実現することだ。

「仕事に学力は関係ない。コミュニケーション能力が重要である。」将来は、地域活動に貢献したい。「自治会活動、PTA活動など身近なところからやっていきたい。」人生において壁にぶつかった時、誰と繋がりを持っているかが肝心である。積極的に行動して豊富な人脈を持つことが必要だ。「私は、SNSを使って人脈を広げていますよ。良かったら友達になりましょう。」と笑う。

​3年6組 男子・男子