こうの ひろゆき

高野 洋之 さん

卒業年:

1981年

 

現在の勤務先:

株式会社野村総合研究所

仕事内容:

システム開発・維持管理・運用

社会の創造主、システムエンジニア

コンビニで商品を買う。店員はその時POSシステムでバーコードを読み取り、商品の情報が本部へと送られる。このPOSシステムには野村総合研究所、通称NRIの技術が使われている。「企業等のお客様の悩みに対処し、裏方で社会の仕組みをつくる、それが我々の仕事。」

NRIは主にナビゲーションとソリューションという仕事を行う。ナビゲーションはどのようなシステムをつくるのかという顧客の目的を整理することで、ソリューションはシステムの実装・実現を手伝うことだ。「部活等で培った、人をとりまとめる力がここで活かされてると感じます。」

だが中高では将来に対して見通しが立たず、一人暮らしをしたいという思いとコンピュータ時代の到来を予感して地方の信州大学工学部情報工学科に入った。これが将来へとつながった。「一人暮らしによって行動に責任をより持つようになった。」また情報工学科ではコンピュータの設計等専門知識を養えた。

研究室が面白かったので大学院へと進み、社会に役立ちたい、メーカーや製品にとらわれず仕事をしたいという思いからNRIに就職した。システムの仕事は人々があまりそれを使わない深夜に多く、またトラブルにはいつでも対応しなければならない。しかし世の中のシステムを自在に動かせることが楽しみだ。

「大事なのは目的と手段を間違えないこと。また、何でも楽しみを見つけてやること。それを踏まえて、より大きなことに挑戦していきたい。」印象的なにこやかな笑顔で発する言葉一つ一つに熱と決意がこもっていた。 

​2年5組 男子

未来の礎を築​く

テレビ番組でおなじみ、"野村総研"こと野村総合研究所でシステムを作る仕事をしている。自分の気持ち、直感に従った結果が今の自分だ。「これからはコンピュータの時代だ。」そう考え、大宮高校卒業後は信州大学工学部情報工学科へ。一人暮らしがしたかった、というのももう一つの理由だ。当時、コンピュータ関係はまだ目新しく、主に地方の大学にしか学科がなかった。さらに大学院へと進み、その間の一人暮らしで、責任をもつことの大切さを知った。大学院卒業後、野村総研に入社し、今に至る。

高校時代はクラシックギター、大学時代はマンドリンを一心に練習していた。そこで集中力、最後までやり遂げる力を身に着けた。システムを作る仕事には、重い責任がついて回り、また集中力も必要である。学生時代の経験がそのまま、今の仕事に生きている。

高校の頃から、何か明確な目標があったわけでもない。大学院へ進学したのも、就職にピンと来ず、勉強をきちんとしたかったからである。そこで、社会の役に立ちたい、メーカーや製品にとらわれず仕事をしたいと思って野村総研に入った。高校生のうちに何もかもを決めなければならないわけではないのだ。ただひたすら、自分のやりたいこと、目の前のことを必死に頑張って、直感に従っていくと、自ずと道は開ける。学生時代、何かに本気で打ち込んでみること。たくさん失敗しておくこと。今この瞬間が、自らの未来の礎となるかもしれない。メッセージはしかと心に刻まれるものだった。

​1年2組 女子