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川崎 正則

かわさき まさのり

卒業年:​1997年

現職:埼玉県越谷県土整備事務所・道路施設担当課長

大高卒業後、筑波大学で都市計画を学び、土木職で埼玉県庁入庁。 土地区画整理事業や道路等の建設現場のほか緑地保全や都市計画の企画業務に従事。 業務の傍ら、SDGsや都市計画に関連する知識の習得に努め、地元埼玉の活性化に向けた取組を画策中。技術士(建設部門/都市及び地方計画)SDGs for school認定エデュケーター。

SDGsの自分事化

〜 SSGs ( サステナブル さいたま ゴールズ )〜

持続可能なさいたま市〜SSGs(サステナブル さいたま ゴールズ)〜」にするためにはどのようなまちづくりを進めていけば良いか、現地調査や既存統計等から現状を把握した上で、SDGsの目標と紐付けした政策をグループで提案していただきます。さらに、その政策の中であなたは何をするか(できるか、したいか)を宣言していただくことでSDGsを自分事化するとともに、あなた と地域との関わりを意識してもらうことを目的とします。

世界は

持続可能か

〜SDGs基礎〜

  • 爆発的な人口増加と環境負荷の拡大、気候変動、貧富の差の拡など、このままでは地球は持続不可能

  • SDGsは2015年に全ての国連加盟国193カ国の合意により採択された2030年までの持続可能な開発目標で全世界共通の目標

  • SDGsには17のゴール、169のターゲット、232の指標がある

  • キーワードは、 「誰も置き去りにしない」 「私たちの世界を変革する」 「5つのP(People,Prosperity,Planet,Peace,Partnership)」 「経済・社会・環境」

  • SDGsのゴールを達成するためには「できることから」「ちょっとした心がけを」だけでは困難

  • 「フォーキャスティング」ではなく「バックキャスティング」など今までと思考、取組方を変えていかなければならない

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17のゴール

〜ミニワーク①〜

  • 切っても切りはなせない17のゴールですが、いちどバラバラに切り離して自分が「大切」だと思う順に並べました。

  • 自分が大切に思っているゴールを見える化しました。

SDGs・

新聞記事

ワークショップ

〜ミニワーク②〜

  • 朝日新聞の記事をSDGsの視点で読み解き、思考を見える化。

 

  • グループで1つの記事を読み、17目標のどれに関連するかを考えながら読み込み、「SDGs付箋」につぶやきを書き込み意見交換しました。

 

  • 多面的、多角的な思考を養うとともに、「トレードオフ」の関係への気づきがありました。

SSGs

サステナブル さいたま ゴールズ

プレゼンテーション

  • 住み続けられるまちにするためにはどのような課題があり、どのように取り組んでいけばよいか。

 

  • 漠然と感じていることを明確にするために、現地調査やデータ分析からゴールを確定し、それに向けてグループの取組として①すぐやること②高校3年間でやること③2030年までにやることを提案してもらいました。

 

  • さらに個人の取組を宣言してもらうことで、社会課題の「自分事化」を目指しました。 ○各グループのテーマは次の通りでした。  

・大切な場所を大切にする  

・ごみのない街へ  

・良心を捨てずに  

・子供が遊びやすい街に  

・安心・安全なまちづくり  

・町に緑の安らぎを  

・少子高齢化を止めよう  

・食品ロスを0に  

・安全な道で安心を

 

  • 発表後に投票を行い「子供が遊びやすい街に」が最優秀賞に選ばれました!

終わりに

〜メッセージ〜

  • SDGsは世界の共通言語です。  自分なりの軸を持って行動してください!

  • 地域の自分との関わりについて考えてみよう。 「関係人口」は持続可能な地域づくりのキーワードです。現在住んでいるまちや大宮の町、さらには大宮高校の関係人口になってください!

  • 社会課題に対する自分の役割を考えよう。  他人事ではありません。自分事にして課題を捉えよう!

  • そしてあなた自身で実践しましょう。 「100人の評論家より1人の実践者」が必要です!

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